広島大学 水泳部
北海道選手権を終えて - 栗城琉玖
2025/06/23 (Mon) 20:00:32
こんばんは。
お疲れ様です。
まず初めに、本大会を主催・主管してくださった北海道水泳連盟競技委員会の皆様に心より感謝申し上げます。また、動画撮影やコーチをしてくださった方々にも重ねて御礼申し上げます。そして、速報やラップ表を送ってくださったマネージャーさん、応援の言葉をかけてくださったみんな、ありがとうございます。
今回の大会では、1日目に100m自由形、2日目に50m自由形に出場しました。まず、100m自由形について前回の反省を踏まえ、今回は前半をある程度攻めて、後半は粘るレース展開を意識しました。予選では25.4秒で前半を入り、後半もなんとか耐えきることができ、前回の中国春季よりも0.9秒速いタイムでゴールできました。予想もしていなかったB決勝にも進出でき、生涯ベストを更新することができました。B決では、予選の前半はストレートかつギャロップ気味のフォームでしたが、ターン後にフォームが通常のクロールに戻ってしまい、スピードをうまく繋げられなかった点を修正し、ターン後もフォームを維持することを意識して泳ぎました。結果、予選よりも速いタイムを出すことができ、前半はやや遅かったものの、後半を28.7秒でまとめることができました。ただし、75m以降は肩周りにかなりきつさを感じたので、今週末の中四インカレでは、70m以降にキツくなったタイミングで普通のハイエルボーに切り替える戦略で臨んでみようと思います。
次に50m自由形についてです。100m自由形の前半の感触が非常に良かったため、B決勝と全国公の標準記録突破を強く意識して予選に臨みました。最近の練習でスタート練習に力を入れていたこともあり、リアクションタイムは0.61秒と良く、浮き上がりもスムーズに決まりました。そのままの流れで泳ぎ切り、B決勝進出と全国公の標準記録突破、両方を達成できました。決勝では短水路の自己ベストを超えることを目標に臨みましたが、タイムを意識しすぎて力んでしまい、ストローク回数も予選より多くなり、結果的にタイムを落としてしまいました。最近、フォームとテンポを変えたことでタイムは伸びているものの、自分でもまだ完全に泳ぎ方を理解しきれていない感覚があります。全国公に向けては、自分の泳ぎをしっかりと見つめ直し、決勝進出も視野に入れながら、全国の舞台で大幅なベスト更新を狙っていきます。
今回の大会は、3年ぶりとなる地元での選手権でした。おそらく、ちょうど1年前に書いたBBSでは決勝進出を目標に掲げていたと思います。100m自由形では、生涯ベストをようやく更新でき、50m自由形は4秒台でまとめ、全国公も突破、そしてB決勝にも出場することができました。多くの方々からアドバイスをいただき、また普段は間近で見ることのできないトップ選手のレースを観戦できたことも、大きな学びとなりました。
今週末の中四インカレでは、100m自由形で53秒台を目指し、8位入賞を狙います。50m自由形はオープン参加で決勝には出場できませんが、決勝組と並んでも劣らないタイムを出し、チームに良い流れを持ち込めるよう全力で頑張ります。